Q.寒い季節の塗り壁は大丈夫ですか?
雪国や氷点下になる土地柄では、施工が難しくなります。材料を練る際に使う水の水温が10℃以下の場合は使用しないで下さい。
塗り壁の冬期施工時の注意点
材料練り上げ時
- 練り水の水温に注意する
- 練り水は、冷水(10°C以下)を避けてください。
- 基準水量を守る
水が多すぎると、白華しやすくなります。
目盛付きのひしゃく等を用いて施工要領書の定める基準水量内で施工してください。
仕上げは扇風機や除湿機や電気ヒーター(空気を乾燥させる暖房器具)をお部屋の空気を回すように利用しながら壁材を硬化させてください。
お外と室内の寒暖差が激しすぎますと白化の原因や色むら乾きの原因となります。
寒い地域での施工は一手間加えて仕上げれば問題ありません。ただ塗って終わりは必ず失敗の原因となります。
規定の水量よりも少ない目5.5リッターで施工する事をオススメします。
ご不明な事はお問い合わせください。
毎月の講習会にも是非ご参加ください。